切ない王道ラブソングを
歌う大人気バンド
そんな【back number】をご紹介します。
プロフィール。
出身地 群馬県
ジャンル J-POP
ポップ・ロック
オルタナティヴ・ロック
活動期間 2004年 –
レーベル ユニバーサルシグマ
事務所 イドエンターテインメント
公式サイト
back number official site
メンバー。
○清水 依与吏(しみず いより)
1984年7月9日 – ボーカル担当。
群馬県太田市出身。血液型はAB型。既婚。
○小島 和也(こじま かずや)
1984年5月16日 – ベース担当。
群馬県伊勢崎市出身。血液型はO型。既婚。
○栗原 寿(くりはら ひさし)
1985年7月24日 – ドラム担当。
群馬県伊勢崎市出身。血液型はA型。身長170cm。
まとめ。
一度聴いただけでも耳に残る美しいメロディーラインとリアリティのある細かな情景描写や男女の揺れ動く心情を叙情的に綴った歌詞が人気を集め、
起用された数々の恋愛映画の主題歌でヒット作を次々と飛ばす人気スリーピースバンド。
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主題歌になっているback numberのニューシングル「HAPPY BIRTHDAY」は片思いのせつなさがリアルに伝わってくる曲であると同時に悲しみを浄化していくピュアなパワーがある曲で
「ハッピーバースデイ」という言葉を使いながら、こんなにもせつない歌を作ってしまうところも、せつないだけで終わらず、片思いの人にさり気なく寄り添っていく懐の深さが備わっているところも素晴らしいです。
「片思い」の歌に“HAPPY BIRTHDAY”というタイトルをつけて、その言葉を自分自身につぶやくというような、なかば自虐的な寂しさを物語的に綴る手法のことを言っているのではない。
それはむしろ清水がこれまでも得意としてきたところであり、非常にback number的なアプローチのひとつだ。しかし、その「王道」を踏襲しておきながら、これまでのback numberの恋愛ソングには感じたことのないほどの「孤独」の正体は一体なんなのでしょうか。
これまでのback numberの恋愛ソングは、たとえそれが一方通行の恋だったとしても「相手」のことを描くものが多かったように思います。
妄想の中ででも、ふたりの距離が縮まることを思い描いたり、まったく報われない片思いの中にも一縷の望みが見え隠れする描き方のほうが多かったがしかし今回の“HAPPY BIRTHDAY”の、何をどうしたってもう「片思い」以外の何物でもないこの歌詞は、そこにファンタジーの入り込む隙などないほどリアルだ。それがただただ切ないんです。《ああそうか そうだよな》の歌詞のやりきれなさ。
今回紹介した「HAPPY BIRTHDAY」は
TBS系の連続ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主題歌になっています。
『初めて恋をした日に読む話』は恋も仕事も上手くいかずにアラサーを迎えてしまったこじらせ女子が、タイプの違う3人の男性と出会ったことから人生を立て直していく姿を描いたラブコメディだ。
主演は深田恭子、そして彼女を取り巻く3人のイケメンに永山絢斗、横浜流星、中村倫也が扮する。
学生時代、恋すらせずに優等生として過ごした主人公・春見順子(深田恭子)が、大人になりきれずもがく姿は痛々しくもありリアル。「キラキラした青春を全部未来に貯金しているつもりでいた。でも青春貯金なんて、いまさらおろせるわけない……」「旬を過ぎたって生きていかなければならない。もう一度私は、何を頑張ろう……?」など、心にグサグサ刺さるようなセリフが目白押しで、ラブコメという触れ込みながら、現代を生きる女性の内面にも迫った意欲作とも見て取れます!
そんなドラマを彩る「HAPPY BIRTHDAY」は、静かな歌い出しからストリングスを交えたサビへの流れが美しいミディアムテンポのバラード。歌詞を見ても、〈何かの手違いで/好きになってくれないかな〉〈いつになっても縮まらないこの距離を/駆け引きにも綱引きにもならないやり取りを〉など、全編通して届かない気持ちのもどかしさが綴られている。
これは恋のフラグに気づかない鈍感な順子に思いを寄せる3人の心情ともリンクしますね。
これからもきっと多くの人に聴かれていくでしょう。
今回はここまでです。
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